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岡山県真庭市 まにわ〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔岡山県〕真庭〈市〉(まにわ〈し〉)


岡山県北部、旭川の上流域を占める市。
北部で鳥取県に接する。2005年(平成17)3月、上房(じょうぼう)群の北房町と真庭郡の勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村が合併して成立。この合併により、上房郡消滅。鳥取県との県境には蒜山(ひるぜん)などの高い山々が連なり、市域南部は吉備高原に属する。江戸時代には勝山藩の城下町。久世地区・美甘地区も出雲街道の宿場町として栄えた。久世地区では牛市が立ち、落合地区とならび旭川の河港としても繁栄。JR姫新線と、中国自動車道・岡山自動車道・米子自動車道の3つの高速道路が通じる。市域の大部分を山林が占め、スギやヒノキなどの木材・シイタケ・ワサビなどを産する。稲作と野菜・果樹・キクなどの花卉(かき)栽培、ジャージー種の乳牛や肉牛の飼育・養鶏も盛ん。蒜山高原は蒜山大根の産地として知られる。美甘地区ではヤマメを特産。勝山地区では国の名勝である神庭瀑(かんばばく)付近でとれる「高田石」を用いた伝統の高田硯(すずり)の生産が行われる。樫西(かしにし)地区では手すき和紙を特産。古くから県北の交通の要衝・木材の集積地として発展、電機・自動車・精密機器・プラスチック・食品・繊維などの工場が進出。
大山隠岐国立公園に属する蒜山高原にはスキー場・キャンプ地や各種のレジャー施設が整い、観光地化が進む。湯原湖湯原ダム)の南に湧く湯原温泉は美作(みまさか)三湯の一つに数えられる古湯で、近隣は特別天然記念物オオサンショウウオの生息地(国指定の天然記念物)としても有名。勝山盆地に位置する勝山地区の中心部には、江戸時代の武家屋敷跡が今も残る。南部のカルスト台地の上房台には備中鍾乳穴(びっちゅうかなちあな)など鍾乳洞が多い。

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