岡本 帰一(読み)オカモト キイチ

20世紀日本人名事典 「岡本 帰一」の解説

岡本 帰一
オカモト キイチ

大正期の洋画家,童画家



生年
明治21(1888)年6月13日

没年
昭和5(1930)年12月29日

出生地
兵庫県本元市本町(淡路島)

出身地
北海道

学歴〔年〕
東京府立一中卒

経歴
兵庫県淡路島で生まれたが、翌年父の仕事の関係で北海道に渡った。黒田清輝の白馬会葵橋研究所で絵を学び、明治43年第13回白馬会展に出品。大正元年高村光太郎、岸田劉生らとフュウザン会創立メンバーの一人として活躍。また芸術座の舞台装置を手がけ、新劇協会ではメーテルリンクの「青い鳥」を描いて注目された。ペン画、版画も制作し、その後は児童向けの雑誌「金の船」(のち「金の星」)「コドモノクニ」などに童画家として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「岡本 帰一」の解説

岡本 帰一 (おかもと きいち)

生年月日:1888年6月13日
大正時代の画家;童画家
1930年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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