岡田 八千代(読み)オカダ ヤチヨ

20世紀日本人名事典 「岡田 八千代」の解説

岡田 八千代
オカダ ヤチヨ

明治〜昭和期の小説家,劇作家,劇評家,演劇家



生年
明治16(1883)年12月3日

没年
昭和37(1962)年2月10日

出生地
広島市

旧姓(旧名)
小山内

別名
別号=芹影,芹影女,伊達虫子

学歴〔年〕
成女学校〔明治35年〕卒

経歴
明治35年成女学校を卒業、兄小山内薫の影響を受け戯曲、小説を書き「明星」に「めぐりあひ」を発表。36年三木竹二の「歌舞技」に劇評を書いた。39年洋画家岡田三郎助と結婚。40年長編小説「新緑」、45年短編集「絵具箱」、戯曲「黄楊の櫛」を書いた。「青鞜社」にも参加、大正11年児童劇団芽生座を結成、児童劇の脚色、演出に当たった。12年長谷川時雨と女人芸術社を興し、女流文学の振興に尽くした。戦後23年日本女流劇作家協会を結成、後進の育成に努めた。小説集に「門の草」「新緑」、回想録「若き日の小山内薫」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「岡田 八千代」の解説

岡田 八千代 (おかだ やちよ)

生年月日:1883年12月3日
明治時代-昭和時代の小説家;劇作家
1962年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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