デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩井半四郎(6代)」の解説 岩井半四郎(6代) いわい-はんしろう 1799-1836 江戸時代後期の歌舞伎役者。寛政11年生まれ。5代岩井半四郎の長男。文化元年に初舞台。文政5年江戸中村座の立女方をつとめ,5代瀬川菊之丞と若手の双璧(そうへき)といわれた。天保(てんぽう)3年(1832)6代を襲名。父の芸風をつぐ。老女役にもすぐれた。天保7年4月8日死去。38歳。江戸出身。前名は岩井粂三郎(2代)。俳名は梅我,袖歌。通称は粂三半四郎。屋号は大和屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例