岩手県奥州市(読み)おうしゅう〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔岩手県〕奥州〈市〉(おうしゅう〈し〉)


岩手県南西部の市。
北上盆地の南部に位置し、市の中央を北上川が流れる。2006年(平成18)2月に、水沢市江刺市、胆沢郡前沢町、同胆沢町、同衣川村が合併して成立した。市の中心部にあたる水沢区は旧城下町。高野長英後藤新平・斎藤実(さいとうまこと)の生地で、それぞれの記念館がある。古代城柵の胆沢城(いさわじょう)跡は国の史跡。地域の産業は南部鉄器で名高い伝統の鋳物工業のほか電機・機械・衣料工場などが進出。稲作・リンゴやキノコの栽培・畜産も盛ん。特に前沢区で生産される前沢牛は肉質のよさで知られる。衣川区には安倍氏や奥州藤原氏に関連した遺跡が点在する。市東部の江刺区では、郷土芸能の剣舞(けんばい)・鹿踊(ししおどり)などが盛ん。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

岩手県奥州市の関連情報