日本大百科全書(ニッポニカ) 「岳温泉(青森県)」の意味・わかりやすい解説 岳温泉(青森県)だけおんせん 青森県南西部、弘前市(ひろさきし)にある温泉。「嶽温泉」とも。岩木山南麓(なんろく)の標高約450メートルにあり、江戸時代に津軽(弘前)藩主も入湯したという。泉源は湯の沢の沢頭、標高700メートルの地点にあり、ここから引き湯している。このため冬は湯の温度が極度に下がり、閉鎖していたが、近年ボーリングによる新しい泉源を確保し、旅館に内湯が設けられた。泉質は硫黄泉。弘前駅からバスの便がある。[横山 弘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例