岸辺 福雄(読み)キシベ フクオ

20世紀日本人名事典 「岸辺 福雄」の解説

岸辺 福雄
キシベ フクオ

明治〜昭和期の口演童話家,幼児教育家



生年
明治6年2月14日(1873年)

没年
昭和33(1958)年9月9日

出生地
鳥取県

旧姓(旧名)
佐藤

学歴〔年〕
兵庫師範〔明治28年〕卒

経歴
母校と東京府師範学校教師を経て、明治36年東洋幼稚園を創立、保育と共に幼児の絵雑誌「幼年の友」を編集、幼児向けの口演童話を開拓した。童話の研究会「喃々会」を主宰巌谷小波久留島武彦と並ぶ口演童話の権威者となった。また大正期、北原白秋らと児童芸術運動を興し、雑誌「芸術自由教育」を創刊した。著書に「お伽噺仕方の理論と実際」「岸辺福叟名話集」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「岸辺 福雄」の解説

岸辺 福雄 (きしべ ふくお)

生年月日:1873年2月14日
明治時代-昭和時代教育者;口演童話家
1958年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android