島津家久(2)(読み)しまづ いえひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島津家久(2)」の解説

島津家久(2) しまづ-いえひさ

1576-1638 織豊-江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)4年11月7日生まれ。島津義弘の3男。慶長の役に父とともに出陣。慶長7年(1602)徳川家康から本領をみとめられ,薩摩(さつま)鹿児島藩主島津家初代となる。14年琉球に出兵し薩摩の付属地とし,奄美(あまみ)諸島直轄領として所領72万8700石となる。鹿児島城をきずき,領内の外城(とじょう)制を整備した。寛永15年2月23日死去。63歳。初名は忠恒(ただつね)。通称は又八郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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