島野 初子(読み)シマノ ハツコ

20世紀日本人名事典 「島野 初子」の解説

島野 初子
シマノ ハツコ

大正・昭和期の婦人解放運動家,教育者 (学)館山白百合学園名誉園長。



生年
明治28(1895)年11月9日

没年
昭和60(1985)年8月8日

出生地
山梨県

旧姓(旧名)
矢部

学歴〔年〕
津田英学塾(現・津田塾大学)〔大正2年〕卒

経歴
大正9年平塚らいてう、市川房枝、奥むめおさんらと新婦人協会を設立。12年東京・神田のキリスト教青年会館で開かれた第1回国際婦人デー集会で議長を務めるなど、初期の婦人解放運動の担い手の一人だった。13年社会主義者で僧侶の島野禎祥と結婚。戦時中、夫の郷里・千葉県館山に移り、寺子屋式塾を開き、英語などを教えた。戦後は館山白百合学園を創立、地域に根ざした活動をつづけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「島野 初子」の解説

島野 初子 (しまの はつこ)

生年月日:1895年11月9日
大正時代;昭和時代の婦人運動家;教育者。(学)館山白百合学園園長
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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