崑崙草(読み)コンロンソウ

デジタル大辞泉 「崑崙草」の意味・読み・例文・類語

こんろん‐そう〔‐サウ〕【××崙草】

アブラナ科多年草山地の谷川沿いに生え、高さ約60センチ。葉は羽状複葉。夏、白い花総状につける。

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精選版 日本国語大辞典 「崑崙草」の意味・読み・例文・類語

こんろん‐そう ‥サウ【崑崙草】

〘名〙
① アブラナ科の多年草。各地山間湿地に生える。茎は高さ三〇~六〇センチメートルになり上部で分枝する。葉は長柄のある羽状複葉で、五~七個の小葉からなる。小葉は長さ一〇~一五センチメートルの長楕円形で先はとがり縁に不規則な鋸歯(きょし)がある。春から夏にかけ、枝先に小さな白い四弁花を総状に多数つける。果実は長角果で長さ二センチメートルぐらいになる。〔日本植物名彙(1884)〕
② 植物「のげいとう(野鶏頭)」の異名。〔薬品手引草(1778)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「崑崙草」の解説

崑崙草 (コンロンソウ)

学名Cardamine leucantha
植物。アブラナ科の多年草,薬用植物

崑崙草 (コンロンソウ)

植物。野鶏頭別称

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