嵐冠十郎(2代)(読み)あらし かんじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐冠十郎(2代)」の解説

嵐冠十郎(2代) あらし-かんじゅうろう

1805-1861 江戸時代後期の歌舞伎役者
文化2年生まれ。2代嵐璃寛(りかん)の門弟天保(てんぽう)9年2代冠十郎を襲名し,京都,大坂,伊勢(いせ)(三重県)で活躍。敵役を得意とし,老役(ふけやく),立役(たちやく)をかねた。文久元年死去。57歳。初名は嵐虎蔵。前名は嵐徳松,嵐橘五郎。俳名冠子屋号具足屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android