嵯峨 実愛(読み)サガ サネナル

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「嵯峨 実愛」の解説

嵯峨 実愛
サガ サネナル


肩書
刑部卿

旧名・旧姓
別名=正親町三条 実愛(オオギマチサンジョウ サネナル)

生年月日
文政3年12月5日(1820年)

出生地
京都府

経歴
初め正親町三条と称す。参議、権中納言、権大納言を経て、万延元年6月議奏となって朝政に参加。討幕派公家の勢力が強い中、当時中立派だったため、蟄居。慶応3年討幕にかわり、復官。この頃岩倉具視、中山忠能、中御門経之らと王政維新達成の中堅として奔走。明治維新後、内国事務総督を務め、明治2年刑部卿となる。3年12月嵯峨と改姓

没年月日
明治42年10月20日

家族
父=正親町三条 実義(参議)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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