嶋中 雄作(読み)シマナカ ユウサク

20世紀日本人名事典 「嶋中 雄作」の解説

嶋中 雄作
シマナカ ユウサク

大正・昭和期の出版人 中央公論社社長。



生年
明治20(1887)年2月2日

没年
昭和24(1949)年1月17日

出生地
奈良県

本名
島中 雄作(シマナカ ユウサク)

別名
筆名=涙湖

学歴〔年〕
早稲田大学哲学科〔明治45年〕卒

経歴
明治45年中央公論社に入社。大正5年「婦人公論」を創刊して主幹、15年からは「中央公論」主幹も兼ねた。昭和3年2代目社長に就任。4年出版部を創設、「西部戦線異常なし」「シェークスピア全集」「源氏物語」などを出版。戦時中は自由主義者として弾圧をうけ、19年横浜事件に連座し、当局命令により解散させられた。20年再建し、21年「中央公論」「婦人公論」を復刊。また国民学術協会理事長、国民生活協会理事長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「嶋中 雄作」の解説

嶋中 雄作 (しまなか ゆうさく)

生年月日:1887年2月2日
大正時代;昭和時代の出版人。中央公論社長;国民生活協会理事長
1949年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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