川口・河口(読み)かわぐち

精選版 日本国語大辞典 「川口・河口」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ぐち かは‥【川口・河口】

[1] 〘名〙 川の流れが海や湖にそそぎこむ所。かこう。川尻江口(こうこう)
源氏(1001‐14頃)藤裏葉「あさき名をいひ流しける川くちはいかがもらしし関のあらがき」
仮名草子大坂物語(古活字版第一種)(1615頃)「大水おつる河くちを、手にて、ふさぐがごとくに依て」
[2] (川口) 埼玉県南東部、荒川を隔てて東京都と接する地名日光御成街道の旧宿駅で、江戸時代から鋳物町として発展。昭和八年(一九三三市制

かわぐち かはぐち【川口・河口】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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