川崎汽船[株](読み)かわさききせん

百科事典マイペディアの解説

川崎汽船[株]【かわさききせん】

川崎重工業系の海運会社。大手3社の一つ。川崎造船所(現川崎重工業)が第1次大戦の長期化を見込んで船舶を増産するが多くが売れ残り,その在庫船の有効利用のため1919年に川崎汽船を設立。1963年海運集約により飯野海運が定航部門を分離・独立し,飯野汽船を設立。翌1964年川崎汽船が飯野汽船を吸収合併。2011年3月現在運航船腹537隻3715万重量トン。本社東京。2011年資本金650億円,2011年3月期売上高9850億円。売上構成(%)は,コンテナ船45,不定期専用船45,その他10。海外売上比率85%。

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世界大百科事典内の川崎汽船[株]の言及

【海運業】より

… それのみでなく,山下汽船(1917設立。現,山下新日本汽船)など一部社外船主は他の社外船から用船してみずから遠洋航路での運航に乗り出しており,大戦中川崎造船所が大量建造したストック・ボートを引き受けて戦後に設立された川崎汽船や国際汽船(ともに1919設立)も大手社外船オペレーターの戦列に加わった。さらに三井物産船舶部や大阪商船は大正末期からディーゼル船の運航に踏み切った。…

【川崎重工業[株]】より

…96年改組して(株)川崎造船所となり,松方幸次郎が社長に就任。1919年川崎汽船,28年川崎車輛,37年川崎航空機をそれぞれ分離独立。1931年に経営難に陥り,32年には和議開始決定,再建会社となったが,戦争による造船需要の増大により業績も回復していった。…

※「川崎汽船[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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