川路 柳虹(読み)カワジ リュウコウ

20世紀日本人名事典 「川路 柳虹」の解説

川路 柳虹
カワジ リュウコウ

明治〜昭和期の詩人,美術評論家



生年
明治21(1888)年7月9日

没年
昭和34(1959)年4月17日

出生地
東京・芝

本名
川路 誠

学歴〔年〕
東京美術学校日本画科〔大正2年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本芸術院賞〔昭和32年〕

経歴
早くから「文庫」「詩人」などに寄稿し、大正6年詩話会に参加し、10年「日本詩人」を創刊する一方で年間詩集『日本詩集』の育成に尽力する。明治43年刊行の「路傍の花」をはじめ「曙の声」「歩む人」「明るい風」「無為の設計」「波」「石」など多くの詩集がある。ほかに詩論、美術評論、随筆も多く、「近代芸術の傾向」「現代美術の鑑賞」「作詩の新研究」「マチス以後」「日本の情操」「南上古代文化と美術」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「川路 柳虹」の解説

川路 柳虹 (かわじ りゅうこう)

生年月日:1888年7月9日
明治時代-昭和時代の詩人
1959年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android