巡る・回る・廻る(読み)めぐる

大辞林 第三版の解説

物の周囲をたどって進む。 池を-・る
一定の経路に従って進んでもとに戻る。 血液が体内を-・る 季節が-・る
あちらこちらと移り動く。 秘湯を-・る旅 をみなへし咲きたる野辺を行き-・り/万葉集 3944
物のまわりを取り囲む。 池を-・る小道 本堂を-・る廊下
ある事を中心としてつながり合う。 入札を-・る疑惑 賛否を-・って議論が白熱する
回転する。 思ふやうに-・りて、水を汲み入るる事/徒然 51
輪廻りんねする。 六道四生に-・る事もまた、財を貪るに依りて有る事也/今昔 4
生き長らえる。 我かくて憂き世の中に-・るとも/源氏 手習
時がたつ。 雲の上に千代を-・らむ初めとて/増鏡 さしぐし 巡らすに対する自動詞
[句項目] 巡り巡って 回る因果

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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