大辞林 第三版の解説
さしつける【差し付ける・差付ける】
( 動カ下一 ) [文] カ下二 さしつ・く
① 物に押し当てる。 「百姓の頰へ抜刀ぬきみを-・けて/塩原多助一代記 円朝」
② 目の前に突きつけるようにして差し出す。 「日記を北八がまへに-・けるに/西洋道中膝栗毛 魯文」
③ わざとする。あてつけてする。 「 - ・けたる追従に/浮世草子・妾形気」
④ 棹さおをさして舟を岸に着ける。 「岸に-・くるほどみれば/源氏 澪標」