差招・麾(読み)さしまねく

精選版 日本国語大辞典 「差招・麾」の意味・読み・例文・類語

さし‐まね・く【差招・麾】

〘他カ五(四)〙 (「さし」は接頭語)
① 手で合図をして、人を呼ぶ。招き寄せる。
※史記呂后本紀延久五年点(1073)「左右執戟者を麾(サシマネイ)て」
② 指示する。さしずをして、軍勢などの向かう所を示す。
書紀(720)武烈即位前(図書寮本訓)「兵を率て自ら将(いくさひと)として〈略〉撝(サシマネク)所雲のごとくに靡けり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android