精選版 日本国語大辞典 「差許」の意味・読み・例文・類語
さし‐ゆる・す【差許】
〘他サ五(四)〙
① (「さし」は接頭語) 「許す」をおもおもしくいう語。許可する。
※地方凡例録(1794)五「新規の市場願ひ出とも、容易に不二差許一」
② 弓に矢をつがえて張ったあとでゆるめる。
※義経記(室町中か)五「とがり矢をさしはげてあてては、さしゆるしさしゆるし二三度しけるが」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報