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巻きひげ(巻鬚) まきひげtendril

翻訳|tendril

世界大百科事典 第2版の解説

まきひげ【巻きひげ(巻鬚) tendril】

単独では直立できない植物体がその一部で他物に巻きついて高く伸長できるように特殊に変形したもの。茎自体が他物に巻きつく場合はつるという。茎が変形したものがブドウ,エンドウ,カボチャ,サルトリイバラなどに,葉のうち葉柄が変形したものがボタンヅルノウゼンハレンに,小葉の変形したものがエンドウに,葉全体が巻きひげになって光合成はその両側の1対の托葉によるものがレンリソウの1種Lathyrus aphacaに,根の変形したものがビロードカズラにと,いろいろの器官から変形したものが,さまざまの分類群に系統とは無関係にみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の巻きひげ(巻鬚)の言及

【葉】より

…被子植物の葉には葉柄の基部近くに托葉stipuleをつけるものがある。 葉から変態してつくられた相同器官には,サボテンのとげ,エンドウなどの巻きひげ,ウツボカズラの漏斗状の補虫器官などいろいろの例があげられるが,最も顕著なものとしては,花被片をはじめとする花を構成する要素への変態があげられる(図3)。
[構造]
 被子植物の葉は,外側に1層(まれに多層になることもある。…

※「巻きひげ(巻鬚)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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