デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川市蔵(3代)」の解説 市川市蔵(3代) いちかわ-いちぞう 1833-1865 江戸時代後期の歌舞伎役者。天保(てんぽう)4年生まれ。2代尾上多見蔵の次男。母は初代市川鰕十郎(えびじゅうろう)の娘。天保8年大坂で初舞台をふむ。安政4年(1857)江戸にいき,4代市川小団次にひきたてられ立役(たちやく)となる。実事にすぐれた。元治(げんじ)2年3月2日死去。33歳。大坂出身。俳名は蝶竹。屋号は播磨(はりま)屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例