市川荒五郎(4代)(読み)いちかわ あらごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川荒五郎(4代)」の解説

市川荒五郎(4代) いちかわ-あらごろう

1861-1930 明治-昭和時代前期の歌舞伎役者
文久元年3月6日生まれ。3代市川荒五郎の子。明治2年の初舞台以来大阪で出演。39年弁天座で4代を襲名敵役として知られ,当たり役は「矢口渡」の頓兵衛など。昭和5年5月17日死去。70歳。大坂出身。本名は市川楠三郎。前名は市川荒太郎。俳名は市眼。屋号三河屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android