市川鰕十郎(2代)(読み)いちかわ えびじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川鰕十郎(2代)」の解説

市川鰕十郎(2代) いちかわ-えびじゅうろう

1806-1829 江戸時代後期の歌舞伎役者
文化3年生まれ。初代市川鰕十郎の子。文化12年大坂角座で初舞台。14年父の名跡をついで2代市川市蔵と名のり,さらに文政11年2代鰕十郎を襲名実悪(じつあく)で世評がたかまったが,文政12年11月24日24歳で死去。初名は市川助蔵。俳名は新升。屋号播磨(はりま)屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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