市村羽左衛門(8代)(読み)いちむら うざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市村羽左衛門(8代)」の解説

市村羽左衛門(8代) いちむら-うざえもん

1698-1762 江戸時代中期の歌舞伎座元,役者
元禄(げんろく)11年生まれ。7代市村宇左衛門の弟。元禄16年江戸市村座の座元6代をつぐ。子役で舞台に出,元文2年8代宇左衛門を襲名(名義3代目)。寛延元年羽左衛門と改名若衆方,女方,立役(たちやく),さらに敵役まで,ひろい芸域をこなした。宝暦12年5月5日死去。65歳。初名は市村竹之丞(4代)。俳名は河江,橘中庵。屋号菊屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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