市民オンブズマン

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

市民オンブズマン

オンブズマンは「護民官」や「代理人」を意味するスウェーデン語行政に関する公的な苦情処理制度として始まり、スウェーデンなどでは公的制度で行われている。一方、市民オンブズマンは、自治体の不正を監視したり告発したりする市民組織だ。情報公開監査請求住民訴訟などの手段で行政に改善を要求する。93年に設立した仙台市民オンブズマンが、情報公開請求した公文書から不正を見つける手法を確立した。95年には食糧費公文書開示訴訟を起こし、宮城県は全国で初めて過去の分までさかのぼった全面開示に踏み切った。

(2008-05-04 朝日新聞 朝刊 千葉 1地方)

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