市浦[村](読み)しうら

世界大百科事典 第2版の解説

しうら【市浦[村]】

青森県北西部,北津軽郡の村。人口3073(1995)。津軽半島北西部にあり,西は日本海に臨む。南部は十三湖(じゆうさんこ)が占め,北部は津軽山地北部にあたる山地からなる。十三湖の湖口にあたる十三は,中世には十三湊(とさみなと)と呼ばれ,豪族安東氏の拠点として栄えた。1340年(興国1∥暦応3)大津波をうけ一時衰退するが,近世には鰺ヶ沢深浦青森とともに津軽藩の四浦に数えられ,岩木川舟運によって運ばれた津軽平野の米や山地からのヒバ積出港であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

カジノ解禁

石原慎太郎・東京都知事が1999年に臨海副都心のお台場への誘致を表明して以来、解禁論が何度も浮上してきた。カジノは刑法で禁止されているが、地方自治体には観光活性化や地域振興のために認めるべきだとの声が...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android