帝国データバンク[株](読み)ていこくデータバンク

百科事典マイペディア 「帝国データバンク[株]」の意味・わかりやすい解説

帝国データバンク[株]【ていこくデータバンク】

1900年創業の企業信用調査会社。1922年に株式会社改組,1981年に帝国興信所から現社名に変更。企業信用調査会社として業界トップの地位を占め,現在は,インターネットを利用したビジネスに関する総合情報サービス企業を指向している。170万件以上を収録した企業概要データベースを有し,2000年度の企業信用調査受注件数は142万件。データ解析手法を用いて算出した倒産予測値を提供。本社東京。2011年資本金9000万円,2011年9月期売上高448億円。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の帝国データバンク[株]の言及

【興信所】より

…現在,欧米における興信所の社会的地位はきわめて高い。日本では,1892年に外山修造が主唱して大阪西区土佐堀に設立した商業興信所が最初で,その後は96年に東京興信所が,1900年に帝国興信所(1981年帝国データバンクと改称)が,それぞれ設立されるに至っている。現在,世界的には,アメリカのダン・アンド・ブラッドストリート社Dun & Bradstreet Corp.,ドイツのシンメルフェング社Schimmelpheng Gmb.H.などが権威ある興信所であるとされている。…

※「帝国データバンク[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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