デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常磐津文字兵衛(2代)」の解説 常磐津文字兵衛(2代) ときわず-もじべえ 1857-1924 明治-大正時代の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。安政4年生まれ。常磐津節の初代常磐津文字助の子。初代文字兵衛の弟子で初名は八百八(やおはち)。師の没後2代をつぐ。初代常磐津林中(りんちゅう),6代常磐津文字太夫,3代常磐津松尾太夫の相三味線をつとめ,名人といわれた。大正5年隠居し松寿斎と号した。大正13年10月29日死去。68歳。江戸出身。本名は鈴木金太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例