常磐津文字太夫(4代)(読み)ときわず もじたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常磐津文字太夫(4代)」の解説

常磐津文字太夫(4代) ときわず-もじたゆう

1804-1862 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
文化元年生まれ。初代市川男女蔵(おめぞう)の次男。文政3年常磐津節の3代文字太夫未亡人の養子となり,3代小文字太夫。4代市川門之助をへて天保(てんぽう)8年4代文字太夫を襲名嘉永(かえい)3年豊後大掾(ぶんごのだいじょう)藤原昶光を名のる。万延元年立三味線の4代岸沢古式部と不和になり,古式部は独立した。文久2年閏(うるう)8月8日死去。59歳。江戸出身。号は松寿斎文中。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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