ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常磐津文字太夫(6世)」の意味・わかりやすい解説
常磐津文字太夫(6世)
ときわずもじたゆう[ろくせい]
[没]1930
常磐津節の家元。初め三味線方。太夫に転向して尾花,浪花太夫などと名のった。 1888年7世小文字太夫 (のちの林中) が離縁されたあと,家元文中 (4世文字太夫の庶子佐六の未亡人) の養子となった。8世小文字太夫を経て 1902年6世文字太夫,26年豊後大掾。
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