幅・布(読み)の

大辞林 第三版の解説

の【幅・布】

布製のものの幅はばを数える単位。並幅(約36センチメートル)一枚を一幅ひとのとする。 「四-の布団」 「三-半」
接ぎ合わせた布の一枚一枚。 「主や誰きるひとなしに藤袴見れば-ごとにほころびにけり/詞花

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

の【幅・布】

〘名〙
① 和語の数詞に付けて、布や織物の幅を数える単位。織り上げられた布の幅をいい、現今では、普通三六センチメートル(鯨尺九寸五分・曲尺一尺一寸九分)。その幅のままで衣服や幕などを作った場合に、横に何本の布を縫い合わせて使ってあるかを数えるのに、二(ふた)の、三(み)の、などと用いる。〔十巻本和名抄(934頃)〕
※浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「今日は蚊帳の祝儀とて萌葱の生絹(すずし)(むノ)(ななノ)
② 一幅分の布をさしていう。仕立て上げられた衣類や幕などの一部をさすのに用いる。
※詞花(1151頃)秋・一一五「主や誰しる人なしに藤袴見ればのごとにほころびにけり〈隆源〉」

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