平井金三郎(2)(読み)ひらい きんざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平井金三郎(2)」の解説

平井金三郎(2) ひらい-きんざぶろう

1884-1972 大正-昭和時代の小児科学者。
明治17年2月27日生まれ。佐々木研究所員をへて,大正14年長崎医大教授となる。昭和29年大阪医大教授。腸内細菌による毒物生成の実験的研究から,乳児の食餌性中毒症の治療法を確立した。21年学士院賞。昭和47年3月23日死去。88歳。三重県出身。京都帝大卒。旧姓岩村

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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