平江帯(読み)ヒゴタイ

デジタル大辞泉 「平江帯」の意味・読み・例文・類語

ひご‐たい【江帯】

キク科多年草。草原にまれに生え、高さ約1メートル。葉はアザミに似て羽状に切れ込み、縁にとげがある。8~10月、濃青色の花を球状につける。近縁のヨーロッパ原産のルリタマアザミは切り花用に栽培される。

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精選版 日本国語大辞典 「平江帯」の意味・読み・例文・類語

ひんごう‐たい ヒンガウ‥【平江帯】

〘名〙 (「ひん」「ごう」はそれぞれ「平」「江」の唐宋音)
中国の平江府(江蘇省呉県)から産する、両端ふさのある帯。
太平記(14C後)三九「紫藤屈曲せる枝毎に高く平江帯(ヒンゴウタイ)を掛けて」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「平江帯」の解説

平江帯 (ヒゴタイ・ヒンゴウタイ)

学名Echinops setifer
植物。キク科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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