平群町(読み)へぐりちよう

日本歴史地名大系 「平群町」の解説

平群町
へぐりちよう

面積:二四・〇三平方キロ

生駒郡北西部に位置。北は生駒市、東は斑鳩いかるが町、南は三郷さんごう町、西は生駒山地を境として大阪府。生駒山地東斜面や矢田やた丘陵西斜面、竜田たつた川沿いに集落が点在する農林業の町。

明治二二年(一八八九)四月一日の町村制施行により、平群郡の二〇ヵ村が合併して明治めいじ村として発足したが、県内に明治村が二村(他は現奈良市)あったため同二九年九月一日に平群村と改称

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平群町」の意味・わかりやすい解説

平群〔町〕
へぐり

奈良県北西部,生駒山地の東斜面および竜田川中流域を占める町。 1971年町制。農業を主とするが宅地開発も著しい。山地では花卉栽培が行なわれ,イチゴブドウなども産する。南西部には信貴山があり,中腹に『信貴山縁起絵巻』 (国宝) を蔵する朝護孫子寺がある。烏土塚古墳は国の史跡。町域西部は金剛生駒紀泉国定公園に属し,信貴生駒スカイラインが走る。東部竜田川沿いを近畿日本鉄道生駒線,国道 168号線が通る。面積 23.90km2人口 1万8009(2020)。

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