平谷(村)(読み)ひらや

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

平谷(村)
ひらや

長野県南西部、下伊那(しもいな)郡の村。1934年(昭和9)波合(なみあい)村が浪合(なみあい)村(現阿智(あち)村)と平谷村とに別れて成立。愛知県へ西流する矢作(やはぎ)川の上流平谷川流域、木曽(きそ)山脈東麓(ろく)の山間にある典型的過疎村。近世は伊那と三河(みかわ)を結ぶ三州街道(国道153号)が通り、中馬(ちゅうま)宿で栄えたが、昭和初期の三信鉄道(現、JR飯田(いいだ)線)開通後は陸の孤島化した。耕地が少なく森林が村面積の96.7%を占める。シイタケ、リンドウなどを栽培する。南部の赤坂峠一帯は別荘地やゴルフ場、スキー場が開発され、平谷湖のフィッシングも人気がある。面積77.40平方キロメートル、人口563(2010)。[小林寛義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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