幼稚・幼穉(読み)ようち

精選版 日本国語大辞典 「幼稚・幼穉」の意味・読み・例文・類語

よう‐ち エウ‥【幼稚・幼穉】

〘名〙 (形動)
① 年が少ないこと。いとけないこと。また、そのさま。幼少
続日本紀‐霊亀元年(715)九月庚辰「此神器。欲皇太子。而年歯幼稚。未深宮
※授業編(1783)一「幼穉(ヨウチ)の時より学文の仕こみ格別なる上」 〔漢書‐王莽伝〕
知識技術などが、十分に発達していないこと。また、そのさま。未熟
四河入海(17C前)二「是等は石鼓文字に比すれば幼稚な事ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android