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広島県尾道市 おのみち〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔広島県〕尾道〈市〉(おのみち〈し〉)


広島県南東部にある市。
瀬戸内海に面し、向(むかい)島、因島(いんのしま)、生口(いくち)島など芸予(げいよ)諸島の島々と、沼隈(ぬまくま)半島に飛び地を有する。2005年(平成17)3月、御調(みつぎ)郡の御調町、向島町を編入。この合併により、御調郡消滅。さらに2006年1月、因島市と豊田(とよた)郡の瀬戸田町を編入して現在の姿となる。西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)で愛媛県今治市に通じる。尾道水道に面する中心市街は平安時代末期、備後国(びんごのくに)大田荘(おおたのしょう)の年貢米積み出し港となり、中世・近世を通じて瀬戸内海航路の要港として発展。古くから発達した造船業のほか、食品・機械などの工場がある。近年は観光業も盛ん。漁業のほか、ミカン・ハッサクなど柑橘(かんきつ)類の栽培が行われる。市北部の御調川流域は旧市場町で、稲作・養鶏のほか金属・機械・木工などの工業がある。千光(せんこう)寺、浄土(じょうど)寺、「西の日光」とも呼ばれる生口島の耕三(こうさん)寺など古寺名刹が多い。因島は中世の村上水軍の根拠地で、関連史跡が多い。志賀直哉(しがなおや)、林芙美子(はやしふみこ)など、当地ゆかりの文学者を記念するおのみち文学の館がある。青竜湖(御調ダム)付近のみつぎグリーンランドや因島の尾道市因島フラワーセンター瀬戸田サンセットビーチなど各種レジャー施設も整う。

出典|講談社
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