延滞・淹滞(読み)えんたい

精選版 日本国語大辞典 「延滞・淹滞」の意味・読み・例文・類語

えん‐たい【延滞・淹滞】

〘名〙
物事が順調に進まないで長くつかえたり、たまったりすること。ぐずぐずすること。
本朝続文粋(1142‐55頃)一・西府作詩〈大江匡房〉「経過多嶮岨、淹滞畳江湖
民法(明治二九年)(1896)四〇五条「利息が一年分以上延滞したる場合に於て」 〔姚合‐題貞女祠詩〕
賢才がいつまでも下位にとどまっていること。〔春秋左伝‐昭公一四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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