精選版 日本国語大辞典 「弓場・弓庭」の意味・読み・例文・類語
ゆ‐ば【弓場・弓庭】
〘名〙
※弓馬問答(15C初か)「射方をは弓場と云也」
③ 弓を射る場所。射場。ゆみば。
※儀式(872)七「兵部省簡二定親王以下五位以上能射者廿人一〈略〉於二省家南門弓庭一、以令二調習一」
ゆみ‐ば【弓場・弓庭】
〘名〙
① 弓を射る場所。尋常の的射(まとゆみ)や騎射(うまゆみ)、儀礼の射礼(じゃらい)・射遺(いのこし)・賭射(のりゆみ)・大的(おおまと)などによって施設が違う。射礼・射遺は建礼門の前庭、賭射・大的は紫宸殿西軒廊南面の庭に設備する。いば。ゆば。
※蜻蛉(974頃)中「ここにはゆみばなくてあしかりぬべしとて」
② =ゆば(弓場)①
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