張 士誠(読み)ちょうしせい

旺文社世界史事典 三訂版 「張 士誠」の解説

張 士誠
ちょうしせい

1321〜67
元末期の群雄のひとり
泰州(江蘇省)の人。塩の仲買人で,塩丁(製塩労働者)を集めて反乱を起こし,江蘇省から浙江省にわたって大周国建設,呉王を称したが,明を建てた朱元璋 (しゆげんしよう) に滅ぼされた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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