旺文社世界史事典 三訂版 「張 学良」の解説
張 学良
ちょうがくりょう
Zhāng Xué-liáng
中国の軍人・政治家
張作霖 (ちようさくりん) の長男。1928年父の死後,日本の反対を排除して満州を国民政府の下に統一し,副主席となった。1931年の満州事変後,下野して外遊。1935年以後は中国共産党の討伐にあたったが,のちにその抗日民族統一戦線に共鳴。1936年12月西安事件を起こし,第2次国共合作の契機をつくったが,その後監禁され,第二次世界大戦後,台湾に移ったのちも軟禁された。現在は軟禁を解かれ,ハワイ在住。
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