精選版 日本国語大辞典 「強勢・豪勢・剛勢」の意味・読み・例文・類語
ごう‐せい ガウ‥【強勢・豪勢・剛勢】
[1] 〘名〙 (形動) (古くは「こうせい」とも)
※こんてむつすむん地(1610)三「いかなるがうせいをもてきそひきたるとも、おそるる事あるべからず」
② 思い通りになるさま。都合がよいさま。
※洒落本・二日酔巵觶(1784)「今夜強勢(ゴウセヒ)に船が着いた」
③ 程度のはなはだしいさま。
④ (豪勢) ぜいたくなさま。
※にごりえ(1895)〈樋口一葉〉一「お前なぞは其我ままが通るから豪勢(ゴウセイ)さ」
[2] 〘副〙 非常に。たいへん。
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