形勢・景勢(読み)けいせい

精選版 日本国語大辞典 「形勢・景勢」の意味・読み・例文・類語

けい‐せい【形勢・景勢】

〘名〙
景物かたちや大きさ、また、おもむきなど。ぎょうせい。
古事談(1212‐15頃)一「渡御川原院。歴覧山河形勢
② 変化する物事の、その時その時の状態勢力関係。なりゆき。情勢。ぎょうせい。
本朝文粋(1060頃)一三・請修餝美福門額宇告弘法大師文〈大江以言〉「若不請者、随形勢而廻思慮
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「二人の言は内外の景勢を説て毫末も漏らすことなく」 〔史記‐劉敬伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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