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待つ・俟つ まつ

大辞林 第三版の解説

まつ【待つ・俟つ】

( 動五[四] )
人が来たり、物が届けられたり、物事が実現したりするのを、今か今かと望みながら時を過ごす。 《待》 「喫茶店で人を-・つ」 「バスを-・つ」 「便りを-・つ」 「順番を-・つ」 「またの機会を-・つ」 「其の者は、…翌日あすも-・たないと云ふ容体なんです/婦系図 鏡花
(「待って」「待ってくれ」など、相手に要求する形で)ある動作を今まさにしようとしていたのを、いったんやめる。 《待》 「こら-・ちなさい。その前に宿題を片付けてしまいなさい」 「 - ・ってくれ。一度に言われても頭に入らない」 「ちょっと-・った。そこはおかしいよ」
…によってうまく解決することを願う。…に望みを託する。期待する。「…をまつ」「…にまつ」などの形で用いる。 「後考こうこうを-・つ」 「君の自覚に-・ちたい」 「国民の良識に-・つ」 「今後の研究に-・つ」 「さりともと見し影も-・たれず/山家
(「言うをまたない」「論をまたない」「…の言げんをまつまでもない」などの形で)わざわざ言うまでもなく当然…だ。 「改革を要することは識者の言げんを-・つまでもない」
[可能] まてる

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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