待構(読み)まちかまえる

精選版 日本国語大辞典 「待構」の意味・読み・例文・類語

まち‐かま・える ‥かまへる【待構】

〘他ア下一(ハ下一)〙 まちかま・ふ 〘他ハ下二〙 支度をして待つ。心構えをして待つ。
咄本・無事志有意(1798)孝行「てうど掘ば、待(マチ)かまへたる笋、にょひと五尺ばかりのが出る」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「一刻千秋の思ひをして頸を延ばして待構へてゐると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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