徐 光啓(読み)じょこうけい

旺文社世界史事典 三訂版 「徐 光啓」の解説

徐 光啓
じょこうけい

1562〜1633
明末期の政治家・学者
上海の人。官は文淵閣大学士。広東省韶 (しよう) 州でイエズス会士カッターネオの,南京マテオリッチの教えを受け,1603年に洗礼を受けた。リッチから天文・暦学・数学水利を学び,『幾何原本』をリッチと共訳したほか,『崇禎暦書 (すうていれきしよ) 』『農政全書』を編著。1608年上海の邸宅に設けた徐家匯 (じよかわい) 天主堂は,中国における天主教布教の中心となった。また清と戦うため,火器の製造を宣教師に頼んだ。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

367日誕生日大事典 「徐 光啓」の解説

徐 光啓 (じょ こうけい)

生年月日:1562年3月20日
中国,明末の政治家,学者
1633年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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