徒人・只人・直人(読み)ただうど

精選版 日本国語大辞典 「徒人・只人・直人」の意味・読み・例文・類語

ただ‐うど【徒人・只人・直人】

〘名〙 「ただびと(徒人)」の変化した語。
岷江入楚(1598)桐壺「たた人(うと)にて大やけ 凡俗〔日本紀〕、直仁〔伊勢物語真名本〕、王道補佐の臣とおぼしめすなり」
[補注]「源氏物語」「栄花物語」などの「たた人」の用例は「日葡辞書」などにより「ただびと」の項に入れた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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