従者婿・従座婿(読み)じゅうざむこ

精選版 日本国語大辞典 「従者婿・従座婿」の意味・読み・例文・類語

じゅうざ‐むこ【従者婿・従座婿】

〘名〙 (「じゅうざむこ」とも) 家来ぶんになる婿。主人がその召し使う者のために婿を選ぶこと。また、その婿。
日葡辞書(1603‐04)「Iûzamuco(ジュウザムコ)
説経節・説経さんせう太夫(佐渡七太夫正本)(1656)下「なんぢが内に、下の水しをもったときいて有。それがしをちうさむこに取、ふっきのいへとさかへかし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android