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御・阿・於

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大辞林 第三版の解説

お【御・阿・於】

( 接頭 )
〔「おおみ(大御)」が「おおむ(おおん)」「おん」を経て「お」と転じてできた語〕
名詞に付く。
相手や第三者に対する敬意とともに、相手のもの、相手に関するものであることを表す。 「あの方の-帽子」 「 -子様」
丁寧の意を表す。上品に表現しようとする気持ちをこめても用いる。 「 -茶」 「 -しるこ」 「 -値段」
(「阿」「於」とも書く)女性の名前に付けて、親愛感を添える。 「 -菊」 「 -富さん」
動詞の連用形・名詞に付く。
「なさる」「になる」「遊ばす」「くださる」「いただく」「だ」などの語を伴い、その動作の主に対する敬意を表す。 「 -いでなさる」 「 -世話になる」 「 -読みあそばす」 「 -書きくださる」 「 -越しいただく」 「社長が-呼びだ」
和らげた命令表現をつくる。目上には使わない。 「 -黙り」 「そう-し」 「早く-はいり」
「する」「いたす」などの語を伴って、自分の側の動作について、動作の及ぶ相手に対する敬意を表す。 「かばんを-持ちいたしましょう」 「御注文の品を-届けに上がりました」 「先生を-呼びする」
形容詞・形容動詞に付く。
丁寧・上品に表現する。 「 -暑うございます」
相手や第三者に対する敬意を表す。 「さぞ-さびしいことでしたでしょう」 「 -きれいでいらっしゃる」
(尊敬の表現を裏返しにして)皮肉やからかいの気持ちを表す。 「 -高くとまっている」 「とんだ-荷物をかかえこんだ」 「 -えら方」
謙遜・卑下の気持ちを表す。 「 -恥ずかしゅうございます」 「 -粗末でした」 → ご(御)

出典|三省堂
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